マレーシアの金利が下がり続けているという絶望

こんにちは。TOMOです。

昨日7月7日、「マレーシアの中央銀行が政策金利を引き下げることを決定した」ニュースが流れました。

AsiaXの分かりやすい記事;

フォーランドリアルティの金利推移図の載っている記事;

中央銀行のリリース英語記事;


AsiaXの記事を一部引用すると、
>中銀は今年1月と3月共に0.25ポイント、5月に0.5ポイントそれぞれ引き上げていた。
>2004年以来16年ぶりの低水準となった。
と、今年だけで3%から1.75%にまで下がったことが分かります。


日本のマイナス金利と比べてしまえば1.75%はそれでも高く見えるかもしれませんが、マレーシアは数年前まで「定期預金が5%の国」等と言われていました。

昔から住んでいる人は「今は下がった」と口を揃えて言います。

それで僕がコロナの流行る前に更新した1年定期は2.9%の利率を誇る経済発展著しい国の一つであることも事実です。

ちなみに更新前年は3.16%でした。
初めての利息が振り込まれた際の記事はこちら;


政策金利が下がれば当然この銀行預金利息も下がります。

今HSBCで利息を調べると1.9%。

先月見た数字と変わっていないので、恐らくこれは昨日の発表の影響は受けていない数字です。

ということはまた数日後には(営業努力で頑張る部分もあるかもですが)1.65%という数字をお目にかかるのではと予測できます。


コロナショックから経済復興・景気回復するための金利引下げと考えれば、今回の引き下げで終わると考えるのは楽観的過ぎるでしょう。

下げ止まるのはいつなのか、下げ止まった時の金額は幾らなのか、そして下がった金利は引き下げ前に戻ることはあるのか。。


・ロックダウンでの国内移動制限
・国境封鎖での国外移動制限
と身を持って感じてきたコロナの影響ですが、金利引き下げという形で経済的にも大きく影響を受けそうです。


マレーシアは既に1日あたりの新型コロナ感染者は数名で安定しています。

それでも待ちゆく9割以上の人々がマスクをし、モールやお店に入る際には検温と消毒液の利用は必須です。

意識は変わらない中でこの結果は、ほぼ収束していると言っても良さそうです。


あとはこういった政策と企業の行動が一つに繋がってくれればマレーシア単体として元に戻ることは時間の問題だとは思っていますが、一国だけの問題でないのでどうしても限界があることも予想されます。


お金お金な記事ではありますが、お金よりも健康の方が大事なので一歩一歩無理せずに復興を進めて欲しいと願っています。


世界が平和でありますように!!

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