初めてグラブデリバリーで配送をして貰った話

こんにちは。TOMOです。

3月18日から始まったマレーシアの移動制限令

56日間続いたいわゆるロックダウンが、晴れて5月12日に終了となりました。

一方で、5月4日からは条件付き移動制限が開始され、経済活動は開始しつつも三密を避けるための規制は継続しています。


そんなこんなで外食は避けて最寄りのスーパーで買い物からの自炊生活も続けているのですが、値段的な意味で主食となるたんぱく質が鶏肉メインに偏っています。

具体的には、近くのスーパー(隣接しているモール内2つ)での実感ですが、
 ・鶏肉(骨付き):15~20RM/kg 400~500円/kg
 ・鶏肉(骨無し):20~24RM/kg 500~600円/kg
 ・豚肉:40~80RM/kg 1000~2000円/kg
 ・牛肉:55~青天井 1400~青天井/kg
といった具合です。
※日本のスーパーだと100g××円といった表記の方が親しみやすいと思いつつ、マレーシアだとkg単価が基本なのでその表記にしています。

イスラムは豚肉がNGとはいっても、日本と比較すれば全く豚肉も高くなく、安い牛肉は日本と変わらない値段で手に入ります。
(伊勢丹にはブランド和牛もありますが、かなりお高いです)

ですが、単純に鶏肉が安すぎる。。

ささみ・むね肉・鶏肉・手羽先・手羽元。
どれをとっても伊勢丹クオリティですら400g250円で買えちゃうので、あえて豚や牛に手を出す気が起きないです。

また、加工技術の問題なのか安い豚や牛をいわゆる"薄切り肉"・"小間切れ肉"と言われる形で売っているのをほとんど見かけず、シチューで使うような角切り肉や塊で売っていることが多く、これもあまり買う頻度が上がらない理由となっています。
※商店街のお肉屋さんのように、量り売りしている種類も多々あるので、言えばやってくれるのかもしれませんが総じて安くはない部位です


そんな中、日本人が経営している飲食店を紹介してくれるLINEグループ KL Food(総合レストランガイド)の存在を知り、そこでとあるしゃぶしゃぶレストラン(店名:御こし さん)がお肉のデリバリーを行っていることを知りました。

でもお高いんでしょう。

そう思って一覧を見ると、
 ・薄切り牛肉(しゃぶしゃぶ用)300g 25RM 525円
 ・薄切り豚バラ500g 20RM 400円
 ・薄切り肩ロース500g 20RM 400円
 ・薄切りミックス1kg 35RM 875円
 ・角煮用豚バラブロック500g 20RM 400円
 ……
とかなり良心的な値段でした。


支払いが銀行振込で、配達はgrab deliveryなので結果幾らになるかは分かりませんでしたが、まー試しに使ってみようと1kgの薄切りミックスを購入してみました。


申込から商品到着までの流れがこんな感じ。

5月11日(月):
 1.LINEに記載された申込フォームで注文(スマホで簡単)

 2.指定された口座に銀行振込(PCからネットバンキングを利用して支払い)
 ※HSBCから別の銀行への支払いしたが、振込手数料0円でした

 3.LINEでお店へ報告(同時に、口座支払い時の明細の写メを送付)

5月14日(木):
 4.grab deliveryで配送を申込(配車と同じアプリ内からスタートとゴールを設定。クレカ払い)

 5.数10分後商品を受け取り

3日前までの注文が必要だったので、今回は最短でお願いしてみました。

ちなみに今回使ったgrab delivery(グラブデリバリー)はgrab foodとはまた別のサービスです。
 grab car 配車(タクシーを呼び時のイメージ)
 grab food 料理の宅配(ピザを頼む時のイメージ)
 grab delivery 荷物の宅配(クロネコヤマトにお願いするイメージ)
と、それぞれ目的によって名称が異なります。

アプリは同じで、HOME画面から選ぶことでドライバーさんに目的が分かるようになっています。


到着後冷凍庫に入れる前のお肉達の写真がこちら。
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やっぱり日本で売られているお肉に比べると少し獣を感じる色合いですが、とりあえず牛肉を最初にいただいたところ普通の味と固さで美味しかったです。


ちなみにgrabでの配達料が17RM(425円)で、溜まっていたポイントを5RM分だけ活用し12RM(300円)が実際にかかった金額になりました。

お肉の値段と配送料を合わせて1kg47RM(1175円)と考えれば、悪くない買い物だったように思います。


ルームシェアしているNはお弁当を買ったり最近は既に外食をしたりしていますが、今回のような初めてのことをすると「人は暇になるとそんなことまでしちゃうんだね」とお決まりのように言ってくるようになりました。


日本も"自粛疲れ"という言葉が流行っているようですが、適度に新しい試みをしてみて刺激を与えていくのがストレス発散になって良いのかもしれません。


世界が平和でありますように!!

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